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技能検定(建築塗装)1級合格への道 NSP塾立ち上げました。
真偽法を40問終えてこれから多肢択一法の問題に入ってきます。今年、受験を決めた皆様、来年のチャレンジをお考えの皆様、 資格がなくても塗装はできる!! って思っていても、無くてもできるが有ると何かと重宝する職人さん自身を守る国家資格です。 マジ、一緒にやっていきましょう。
勿論、合格された方もかる~ぃ感じで復習してみて下さい。
多肢択一法(下記選択肢の中から選んで答えてください)
1.酸化重合硬化形の塗料はどれか。(H31出題)
イ エポキシ樹脂塗料
ロ 2液形ポリウレタン樹脂塗料
ハ 長期性フタル酸樹脂塗料
ニ ふっ素樹脂塗料
回答
ハ
まずは、「酸化重合とは」からです。
酸化重合乾燥シンナー・水が揮発する過程で、樹脂が酸素に触れることとなり、この酸素との化学反応によって、硬化していくものです。
おもな塗料としては、ボイル油、調合ペイント、合成樹脂調合ペイント、フタル酸樹脂塗料、フェノール樹脂塗料。
油性系の塗料と覚えておけば良いかも!!
因みに、
エポキシ樹脂塗料、2液形ポリウレタン樹脂塗料、ふっ素樹脂塗料は揮発重合乾燥になります。
揮発重合乾燥は、溶剤が揮発すると同時に、塗料中の成分(主剤、硬化剤、促進剤)相互の付加重合によって乾燥する機構です。
2.日本工業企画(JIS)によれば、理想的な黒の明度はどれか。
イ 0
ロ 1
ハ 8
ニ 10
回答
イ
明度は、色の明るさを示すもので、数字で表示します。
白や黒など色味を持たない色を「無彩色」といい、明度はこれを基準に決められます。すなわち、無彩色の中で最も明るい白を明度10、最も暗い黒を明度0とし、その中間のグレー
の範囲に1〜9の数字を割り当てています。
ですから、明るいと数字が大きくなると覚えていてくださいね。
下の画像で確認してください。
3.消防法関係法令によれば、ミネラルスピリットは、次のうち、どの危険物にがいとうするか。(H4出題)
イ 第四類第一石油類
ロ 第四類第二石油類
ハ 第四類第三石油類
ニ 第四類第四石油類
回答
ロ
まずは、ミネラルスピリット!これは弱溶剤で溶ける塗料を希釈・洗浄する為のシンナーで「塗料用シンナー」ですね。
消防法令での第四類は引火性液体として定められており、「火が近くに存在すると引火する可能性がある液体のため、管理に十分注意が必要」
とされています。
そしてさらに、引火点の温度で5つに分類されます。
細かくて少し面倒ですが下記画像、チェックしておいてください。
安全面、環境面の法令関係の出題は今のトレンドです。
ガンバ!!
4.日本産業規格(JIS)の配管系の識別表示において。水管の識別色はどれか。(H3出題)
イ 白
ロ 茶色
ハ うすい黄
ニ 青
回答
ニ
水だから単純に「青」って選択が正解です。
皆さん、こんな光景ご覧になった事ありませんか?
識別表示において、一目でイメージして伝わることはとても重要です。
ついでに他の物質の種類と色も確認しておきましょう。
正式にはそのマンセル値も決まっています。
5.日本建築学会建築工事仕様書において、オイルステイン塗りの最終工程としての適切なものはどれか。(H3出題)
イ セラックニス塗り
ロ ワックスふき
ハ ボイル油塗り
ニ ふき取り
回答
ニ
これはサービス問題ですね。
解説、ナシ!!
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