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技能検定(建築塗装)1級合格への道 NSP塾立ち上げました。
塗装工事専従の為には、技能検定(建築塗装)1級合格というタイトルは欠かせません。 資格がなくても塗装はできる!! って思っていても、無くてもできるが有ると何かと重宝する職人さん自身を守る国家資格です。 マジ、一緒にやっていきましょう。
勿論、合格された方もかる~ぃ感じで復習してみて下さい。
真偽法(〇✖で答えてください)
11.エアレススプレー塗装は、エアスプレー塗装よりも粘度の高い塗料を塗装することができる。(R3出題)
回答
〇
エアレススプレー は空気を使わないスプレーの意味。
「水道水はホースの先端を手でつまみ、どんどん細くつぶすと水は次第に霧状になる」 この原理を利用したエアレススプレー塗装はエアスプレー塗装と異なり、塗料に圧力を加え、小さな穴から出すと塗料が微粒化してくる原理を利用した塗装方法です。
★長 所
エアスプレーに比べて塗料の飛散がが少ないので、塗料の節約になる。
塗料の吐出量が多いので作業効率が高い。
エアスプレーより、高粘度の塗料が使用できる。
★ 短 所
エアスプレー塗装に比較して、塗料粒子が粗いので高級塗装には不向き。
塗料の吐出量やパターンを変えるにはガンのノズルチップの交換が必要。
ある程度の範囲で、自由に手元で調整できるフリーパタンチップが開発されて便利になっている。
小物の塗装には不向き。
12.ストリッパブルペイントは剥離剤の一種である。(H31出題)
回答
✖
対象物を埃、汚れやスリ傷から保護するために塗装する一時保護塗料。塗装後はフィルム状になるため、対象物を使用する際は簡単に剥ぎ取ることができます。
13.廃棄物の処理及び清掃に関する法律関係法令によれば、事業活動に伴って生じた乾燥・固化した廃塗料(廃プラスチック類)は、一般廃棄物に分類される。(R3出題)
回答
✖
事業活動で生じた廃塗料は産業廃棄物になります。但し、乾燥・固化した状態にならないと「汚泥」と「廃油」「廃プラスチック類」と「廃酸」又は「廃アルカリ」となり扱いが難しくなります。 弊社お勧めの水系塗料凝固剤「クワラス」の導入もご検討ください。
14.塗料の溶剤として使用される酢酸エチルの比重は、水よりも小さい。(R4出題)
回答
〇
無色透明な液体で、果実ようのにおいがある。沸点は 77℃、融点は -84℃、比重(水=1)は 0.9、水には非常に良く溶ける。 これはもう、暗記してくださいね。
15.日本産業規格(JIS)によれば、研磨布紙における記号Cは、褐色アルミナ質研磨材をあらわしている。(R3出題)
回答
✖
研磨材の砥粒(とりゅう)にどのようなものが使用されているのかを示した記号です。
砥粒(とりゅう)とは 研磨材の主役の砥粒で、砥粒の粒度や種類によって研磨性が大きく変わります。
A:褐色アルミナ、
C:黒色炭化ケイ素、
G:緑色炭化ケイ素・・・・・
どこまで細かく理解しないといけないかは正直わかりませんが、使用目的によって区別するために分かれているようです。 ご興味のある方は下記、三共理化学さんのページでお楽しみください。 試験対策としては下記図表に目を通していてくださいね。
16.マンセル記号でN3の色は、N7の色よりも明度が高い。(H31出題)
回答
✖
マンセルって苦手な方、多いですよね。
まずよくあるグレースケールの明度表をご覧ください。
実際には作れない理想的な白を明度10、理想的な黒を明度0としています。
明度10と0は作ることができないので、実際のマンセルの明度は1から9.5となっています。
ここでいう明度は明るさの度合いのこと(!) 上の表でいくと、N3とN7 どちらが明るい(白に近い)
黒っぽいよりは白っぽいのが明るいに決まってますねぇ~^^^
明度が高い色ほど明るい色になり、白に近づきます。 戻りますが、より白に近い色は「明るい色」、より黒に近い色は「暗い色」で、この違いを明度と呼んでいます。
という事でマンセルは必ず出題されますので 特別対策プログラムが必要ですかねぇ~
リクエストがあればお声掛けください。
17.プラスチック部品などの絶縁性物質に静電塗装する場合は、通電剤の塗布が必要となる。(H31出題)
回答
〇
通電剤は、電気が通らない樹脂の表面に塗布することで、通電膜を形成します。主成分はアルコールで空気中の湿気を誘導して通電作用します。
ここでいうプラスチック部品や成形物、などの絶縁性物質には、通電剤の塗布が必要となります。
18.低沸点溶剤を多く含む」塗料を高湿度の環境で塗装した場合は、塗面に白化現象が生じやすい。(H31出題)
回答
〇
まずは、
白化現象とは、「塗面(膜)が乾燥途中または乾燥後、水分やほかの液体を含んだため、又は樹脂の抽出によって塗膜に霧がかかったように白くなり光沢を失うこと」です。
雨の多い2月、梅雨時期、台風前後はそのような現象のご相談があります。
これらの現象を「かぶり」・「ブラッシング」ともいいますね。
その原因の多くは「高湿度(80%以上)」
んンン~~^^^
湿度80%って沖縄じゃぁ~あるあるですよね
でっ、対策としては皆さんが普段やっておられる事!
① 除湿又は温度を下げ、相対温度を下げる
② 良い溶剤の使用や開缶後の保管に注意
③ 塗装器具を乾燥させる
④ スプレー機器から水を抜く
⑤ 含水率が15%以下になるように乾燥させる
⑥ 被塗材を前もって温めておく
⑦ 専用のシンナーを使用
⑧ 蒸発の遅いリターダーシンナーを添加
特に、⑦・⑧は必須で~す。
因みに沸点による溶剤の分類表を下に上げておきます。
参考までにご覧ください。
19.2液形ポリウレタン樹脂塗料などに含まれるイソシアネート基は、空気中の水分と反応しやすい。(R4出題)
回答
〇
『久しぶりに塗装しようとしたら、硬化剤だけが固まっていた』というお話をよく伺います。
こうなってしまう原因のほとんどは、硬化剤の密閉が不十分だった、というものです。
2液型ウレタン塗料の硬化剤の主成分であるイソシアネートは、ポリオールという物質と反応する性質があります。
このポリオール(アルコール)の、もっとも小さい単位が“水”なんです。
密閉の悪い容器では、イソシアネートが空気中の水分と反応して、粗悪なウレタン樹脂として固まってしまいます。
商品をお持ちの方はご存知かもしれませんが、ウレタン塗料では主剤の容器のフタよりも、硬化剤の容器のフタの方が(パッキンなどが付いていて)密閉性がかなり高くなっています。
その理由は、水分の浸入が硬化剤の劣化を最も早く進めてしまうからなのです
20.色の軽重感は、主として、彩度に影響される。(R4出題)
回答
✖
苦手なマンセル~~って声が聞こえそう。~~~^^
色の軽重は主に明度によって決まります。明るさの度合いですね。
暗い色には、高級感、重厚感があり、クールでモダンなイメージ!
色が暗くなるほど
重く
硬く感じるのです。
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